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コンタクトレンズの個人輸入とは?国内通販との違いを解説

コンタクトレンズの個人輸入が分かる!

コンタクトレンズの個人輸入といっても、実際は日本で日常的に利用している通販ショッピングとほとんど変わりません。
会員登録をして、欲しいレンズの情報と支払い方法を決めたら、あとはレンズが届くのを待つだけです。

ただ、個人輸入が一般的になったとは言っても、初めて利用する時は不安や疑問でいっぱいではないでしょうか。怪しいとか危険じゃないかなど心配になりますよね。長年利用している私も初めての時は不安でした。

そんな疑問を解決できるように、このページではコンタクトレンズの個人輸入について詳しく解説していきます。
上手く利用すれば手間も費用も抑えることができるので、1度試してみてください。

コンタクトレンズの個人輸入は違法?合法?

個人輸入は認められている

個人輸入にマイナスイメージを持っている方も多いようですが、コンタクトレンズの個人輸入は国が認めている合法的な買い物方法です。

以下の条件を守れば、特別な申告や手続きをしなくてもコンタクトレンズを海外から輸入することが認められています。
※営業目的で届け出をしている場合はこの限りではありません

コンタクトレンズを個人輸入するための条件
  • 他人へ売ったり譲渡してはいけない
  • 他人の分を合わせて購入してはいけない
  • 1度に輸入できるのは両眼で2か月分まで
    └ワンデータイプは4箱まで、2ウィークタイプは2箱まで

参照:厚生労働省「医薬品等の個人輸入について」

自分自身で使用する目的で購入するなら、手続きは何もいりません。
両眼で2か月分を超える数量の注文をする場合、複数回に分けて発送してくれる販売店もあります。

コンタクトレンズ個人輸入と国内通販の違い

個人輸入は「難しそう」「手間がかかりそう」と思われがちですが、個人輸入を代行する販売店を利用すれば驚くほど簡単。

発送拠点はシンガポールなどの海外ですが、日本語で運営されているので英語は必要ありません。サポートも日本語です。

まずは、個人輸入と国内通販の違いから紹介します。

個人輸入7つの特徴

  • 処方箋不要・手間がかからない
  • 国内通販よりレンズ代が安い
  • パッケージは海外流通仕様
  • 運営会社と発送は海外
  • 自宅に届くまで5~10日
  • 1度に注文できる数量に制限がある
  • 同じレンズでも日本と海外では商品名が違うレンズがある

処方箋(装用指示書)がいらない理由

クーパービジョンのコンタクトレンズを日本の通販で購入する場合、処方箋(装用指示書)を提出するか、受診医療機関名および担当医師の氏名を報告しなければいけません。

自主基準を設けている理由は、
・使用者の目の健康を守るため
・メーカー及び販売店の責任の分散
です。

海外から取り寄せる場合は、日本の自主基準は関係ないので、処方箋の提出や医療機関の報告をしなくても購入できます。忙しくて眼科に行く時間が取れなかった方が個人輸入をよく利用しています。

国内通販よりレンズ代が安い

購入するレンズによりますが、クーパービジョンの場合、国内より安く購入できる商品が多いです。
安い理由は、大幅なコストカットと非課税。

海外メーカーのコンタクトレンズを日本国内で販売する際、レンズ自体は同じでも、外箱を日本語のものにしたり、日本語の添付文書を付けたりとコストが余分にかかっています。

加えて、日本人の人件費や物件費、維持管理費がかかるほか、消費税が課税されます。おそらく関税分も消費者が負担しなければならないのではないでしょうか。

個人輸入を代行する販売店は、物価が安い国・地域で営業しているので、販売管理費を低く抑えられます。また、消費税は非課税、1回の購入が両眼で2か月分以内であれば関税もかかりません。

だから、個人輸入で海外メーカーのレンズを購入すると圧倒的に安くなるのです。
もちろん、レンズの品質は変わりません。

外箱は海外仕様

個人輸入で届くクーパービジョンのコンタクトレンズは、外箱が海外仕様になっています。海外仕様というか、これが世界で流通している外箱です。

日本と海外の外箱の違い表面

私が愛用しているクーパービジョンのプロクリアワンデー。
表面はほとんど違いはなく、カタカナで「プロクリアワンデー」と書かれています。
レンズが入った容器は同じです。

日本と海外の外箱の違い裏面

裏面は全然違っていて、日本語で注意書きがびっしり書かれています。海外仕様は「毎日使い捨てるソフトコンタクトレンズ」程度の内容。
日本の基準は厳しいのでしょう。

あと、日本向けには日本語で書かれた添付文書が入っていますが、海外仕様には入っていません。
レンズの質は同じなので、最初に日本で購入した添付文書を残しておくといいかもしれませんね。

ただし、個人輸入したコンタクトレンズは日本のサポートセンターに連絡してもサポート外になるのでご注意ください。

自宅に届くまで5~10日かかる

個人輸入では、通常営業時に注文したとして、自宅に届くまで1週間~10日が目安になります。
最短で3日で届いたことがありますが、10日くらいの余裕をもって注文しておくといいでしょう。

当サイトではいくつかの販売店を紹介していますが、経験上早く届くのはベストレンズ。価格も安くておすすめです。

在庫がないコンタクトレンズだと3週間ほどかかることもあるようです。また、トーリック(乱視用)や遠近両用レンズは、受注発注になるので1か月程度かかります。

1度に注文できる数量

先に少し紹介しましたが、コンタクトレンズの個人輸入は、薬事法により1度に輸入できる数量が制限されています。
※営業目的で届け出をしている場合を除く

1度に個人輸入できる数量
「両眼で2か月分まで」
ワンデーなら4箱まで、2ウィークタイプは2箱まで

販売店によっては、注文は上記以上でも受け付けてくれますが、発送は複数回に分けられます。

まとめて注文しても、全ての在庫が揃ってからの発送になるため、在庫が足りないと時間がかかることがあるので注意が必要です。

人気ブランドの近視用は常時在庫しているので、まとめて注文してもすぐ出荷してくれます。

個人輸入と国内通販の比較まとめ

個人輸入と国内通販の違いをまとめます。
※クーパービジョンのコンタクトレンズの場合

個人輸入

  • 処方箋不要
  • 送料も含めて総額が安い
  • パッケージは英語
  • 届くまで日数がかかる
    (1週間~10日目安)
  • 1度の注文は両眼で2か月分まで

国内通販

  • 処方箋がいる
  • 個人輸入と比べると高い
  • パッケージは日本語
  • すぐ届く
    (販売店の在庫次第)
  • 注文数量に制限なし

個人輸入を利用するのは、

  1. 処方箋を取りに行く時間がない
  2. 近くの眼科が処方箋を出してくれない
  3. 価格を安く抑えたい

こういった方々です。

私は1番と3番の理由で、個人輸入を続けています。
コンタクトレンズは消耗品なので、年間に換算するとかなりの費用と時間の節約ができています。

コンタクトレンズ個人輸入の関税について

1度に輸入するコンタクトレンズの価格が1万6666円までなら消費税と関税はかかりません。

ただ、ごく稀に何かの事情で通関検査で消費税を課税されることがあるそうです。私は今まで1度も課税されたことはありませんが、万が一課税された場合は購入者の負担となります。

両眼で2か月分以内の注文にしておけば、まず大丈夫だと思います。

個人輸入代行業者はここをチェック!

初めて個人輸入代行業者を利用する時に、価格だけではなく最低限ここはチェックしておいた方がいいポイントを紹介します。
あと、私が実際に利用したことがある販売店も紹介しますね。

チェック1:個人輸入について詳しく書かれている

実際の販売サイトを見て、コンタクトレンズの個人輸入について詳しく解説されているかチェックしましょう。
「よくある質問」や「初めての方へ」のページに書かれていることが多いです。

初めて利用する方に親切な対応をしているかが分かります。

チェック2:個人輸入のマイナス点も書かれている

販売店にとってデメリットになるような内容をきちんと説明しているかもチェックポイントになります。

例えば

  • 自宅に届くまでの日数
  • トーリック(乱視用)や遠近両用は時間がかかる
  • 不良品以外の返品・キャンセルは不可
  • 通関検査にかかることがある
  • 1度に発送できる数量
  • 日本語表記のパッケージではない
  • 日本と海外で商品名が異なる場合がある

などが挙げられます。

チェック3:会社概要やプライバシーポリシーのページがある

会社概要やプライバシーポリシー、お問い合わせのページがあるかを確認しましょう。

会社概要のページがなくても大丈夫だった販売店もありますが、きちんとページを作成している会社の方が信頼できますよね。

チェック4:実際にメールで問い合わせしてみる

実際にメールで問い合わせしてみるのも1つの手です。

返信までどれくらいの時間がかかったか、文章は丁寧か、質問にちゃんと答えているかでサポートにも力を入れているか分かります。
私も初めて利用する販売店には、よくメールで問い合わせをしました。

実際に利用した販売店

クレジットカード払いが不安であれば、最初はコンビニ後払いから試してみましょう。

レンズモード(LENSMODE)

コンタクトレンズを個人輸入で買うきっかけになった通販サイト。2003年設立の老舗です。クーパービジョンはやや高めなので今は利用していませんが、安ければ積極的に利用する店です。
同社が運営する他の販売店:001lens、レンズゼロ、ほか

ベストレンズ(Best Lens)

送料・手数料が無料。問い合わせの返答が早く、発送も早かったのでよく利用していました。最近はクーパービジョンが値上げ傾向のため利用していませんが、安全に利用できる通販サイトです。
同社が運営する他の販売店:グッドレンズ(glens)、BLENS、コンタクト通販.com、ほか

コンタクト通販.com

愛用しているプロクリアワンデーが安くて利用中。発送から到着までかなり早く梱包も丁寧。クレジット決済でも問題なく購入できています。

グッドレンズ(glens)

送料だけでなく注文手数料も発生するため総額の計算が面倒。値段は安い方に入ります。ベストレンズと同じ会社の運営していて、発送は早めです。

レンズスマイル(LENS SMILE)

問い合わせの返答が早く、メールも丁寧だったので試しに利用してみました。特に問題に感じることはなく、普通に利用できる販売店です。セール前に値上げすることがあり、それが嫌で利用をやめました。
同社が運営する他の販売店:レンズラボ